なぜ人は疲れるのか?⑤疲れを軽減する食品選びのポイント

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おはようございます。佳秀ヘルスケア研究開発の松木です。
疲れのメカニズムとともに、前回は運動による疲れ対策をご紹介しました。
疲れ対策には、運動の他にも睡眠や食事が大事になってきます。
今回は、疲れたときに食べたい食品についてお話します。

なぜ人は疲れるのか?①まず疲れとは何かを知ろう!!
なぜ人は疲れるのか?②疲れのメカニズム、酸化ストレスとの関係
なぜ人は疲れるのか?③疲れたときに現れるヘルペスウイルス
なぜ人は疲れるのか?④疲れない脳をつくる効果的な運動

疲れを軽減する食品選びのポイント

疲れのメカニズムとして活性酸素(酸化ストレス)が関わっているとご紹介しました。
つまり、まずお勧めしたいのはビタミンEやビタミンCといった抗酸化物質が含まれる食品です。ビタミンCは疲れたときに摂取したいミネラルの中でも鉄の吸収を助けてくれます。鉄は体内で酸素を運ぶ役割をもっており、エネルギーを作る助けにもなります。

私たちの身体のエネルギー源になるタンパク質や脂質を効率よく全身に共有させるためには、ビタミンB1がとても重要な栄養成分です。
ビタミンB1はエネルギーが消費された結果、筋肉中に溜まる乳酸を分解する力も持っています。
ビタミンB1を摂取する時には、ねぎなどに含まれるアリシンと一緒に摂取すると吸収力がアップし効果が高まります。

GABA(ギャバ)も疲れには有効です。
GABAはセロトニンと同じように興奮・緊張状態の脳を抑える役割があります。
脳の興奮状態が静まれば、ストレスの感覚も消えてくれます。

また、一時的な疲れには甘いものを食べて血糖値をあげるという手もありです。

疲れた時に食べたい食品

上記のポイントをもとに、これらの栄養素が含まれている食品をまとめます。

ビタミンE
アーモンドなどのナッツ類、魚介類、モロヘイヤ など

ビタミンC
赤ピーマン、レモン、ブロッコリー など

ビタミンB1
豚肉、うなぎ、大豆製品 など
一緒に食べたいアリシン
ネギ、玉ねぎ、にんにく、にら など

GABA
発芽玄米、トマト、発酵食品

疲労回復メニューとして、豚肉とアリシンの含まれた野菜とを炒めて食べるのが簡単でよさそうです。

GABAはアミノ酸のひとつであるグルタミン酸が分解して出来たものです。
発酵することでグルタミン酸がGABAに分解され量が増えるのでしょう。

さいごに

これまで5回で、疲れの原因やメカニズムに始まり、その対策としての運動や食事についてお話してきました。
疲れたときには、バランスのよい食事、質の高い睡眠、軽めの運動、この3つが効果的になってきます。
栄養素や食品については、より詳しく書いた記事がありますので、そちらも参考にしてみてください。

脂質の酸化を防ぐビタミンE、作用や安全性、加熱調理の影響

ビタミンCは加熱調理するとなくなってしまうのか?

今日から始められる上質な睡眠を手に入れるための7つの習慣

 

 

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matsuki_takahiro

matsuki_takahiro

佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部研究開発担当の松木です。 専門は生物化学ですが、ウイルス安全性や粉体工学の研究も行っています。 最近では、ドライフーズの試作も行っており、食品工学や栄養学にも携わっています。 趣味はサッカー(フットサル)、自転車、天体観測、読書など、仕事でもプライベートでも様々なことに触れています。 こんな様々な経験をもとに科学的な目線で分かりやすいブログを発信してきます。

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