今からでも間に合う!「秋の老け顔対策」ケア3選

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キラナライフの松尾です。今日も、コスメコンシェルジュ、エステティシャンの立場から、美容情報をご紹介します。日中は暑いものの、一雨毎に秋めいて、朝晩はかなり涼しくなってきました。前回、「夏から始める老け顔対策」についてご紹介しましたが、いかがお過ごしでしたか?ついつい「エアコンで身体を冷やした」、「冷たい物を摂りすぎた」…というかたは、そろそろ体が悲鳴を上げる季節です。紫外線などにより、肌ストレスもピークを迎えます。そこで、最近なんだかお肌が乾燥してきた、お肌が痒い、ひりつく、ゴワゴワする、シワが増えた気がする、シミが目立ってきた、ほうれい線が目立ってきた・・・と感じる方に、今からでも間に合う!「秋の老け顔対策ケア」をご紹介します。

今、お肌では何が起こっているの?

今まで潤っているように見えていたお肌が、「秋」を迎えるこの時期になると急に変化し始めます。一見潤っているように見えていた「夏のお肌」ですが、それは「潤い」ではなく「皮脂」と「汗」。実は、お肌の中は乾燥しており「インナードライ状態」になっていたのです。乾燥したお肌は「ゴワゴワ」としており、透明感がなく、くすんで見えるようになります。また、乾燥することでお肌の角層が乱れ、バリア機能が低下します。バリア機能が低下したお肌は、紫外線や外的刺激を受けやすくなる為、痒みが生じたり、ピリピリする、ひりつくなど、お肌が過敏に反応するようになります。また、紫外線を浴びたお肌はコラーゲンやエラスチンが減少しており、お肌の中は「スカスカ」な状態になります。その為、たるみが生じて「毛穴」や「ほうれい線」が目立つようになってきたのです。潜んでいたシミもだんだん目立つようになってきています。
では、図を使ってもう少し詳しくみていきましょう。

乾燥によるダメージ

お肌が乾燥すると、図のように表皮にある角質層が乱れ、お肌のバリア機能が低下します。バリア機能が低下したお肌は、紫外線や埃などの外部刺激を受けやすくなり、お肌が過敏に反応するようになります。痒み、ひりつき、ピリピリ感といった症状が起こりやすくなるのはこの為です。また、お肌の水分が蒸発しやすく、保水力も低下する為、乾燥が進み悪循環となります。乾燥したお肌は透明感がなくなり、くすみが生じます。ハリや弾力もなくなる為、お肌がしぼんだ感じに見えるようになります。また、冷房などにより血行不良を起こしたこの時期のお肌は、新陳代謝が低下しています。ゴワゴワとした肌触りになるのはこの為です。

紫外線によるダメージ(シワ・タルミ)

紫外線A波(UV-A)は、お肌の真皮層という深いところにまでダメージを与えます。さらに、バリア機能が低下したお肌は、ダメージをダイレクトに受けやすくなります。真皮層には、お肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンがありますが、紫外線のダメージにより減少し、もろくなります。弾力が失われることでタルミが生じ、ほうれい線や、毛穴が目立つようになってきたのです。

紫外線によるダメージ(シミ)

紫外線を浴びたお肌は、メラノサイトという色素細胞が活性化。繰り返し紫外線を浴びる事で皮膚の内側に沈着してしまいます。これがシミの元です。ターンオーバーにより、お肌の表面にでてくることで目につくようになります。つまり、夏の紫外線によって造られたシミが、秋になって表面化してきた・・・ということです。

秋の「老け顔」対策3選

1.朝の泡だて洗顔禁止!

洗顔料の代わりにクレンジングを使います。ゲル(ジェル)、ミルクタイプのクレンジングがおすすめです。軽くマッサージしたら、ぬるま湯でよく洗い流し、最後に水洗顔でお肌を引き締めます。慣れないうちは不安になると思いますが、1週間もすれば、お肌に変化が感じられるようになります。乾燥肌の方には一年を通しておすすめのケアです。

2.美容液でたっぷり保湿

この時期、特におすすめしたいのが美容液です。美容液は化粧水では補えない高い保湿効果があります。美容液には、「原液100%」を始め、いくつかの美容成分を配合したいわゆる「美容液」、オイルと美容液をミックスした「オイル美容液」などがあります。基本的に「保湿」効果はどれも高いので、あとはプラスアルファ―の効果としてあなたのお悩みをカバーしてくれるかどうかが美容液選びのポイントです。今の時期には、美白効果があるものがオススメ。美白には、アルブチン、トラネキサム酸、エラグ酸、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどを配合されたものがあります。実は、それぞれ作用する箇所や目的が違うため、お肌の悩みによって使い分ける必要があります。詳しくはこちら

3.角質除去でクリアなお肌へ

この季節のお肌は、傾向として角質が厚くなっていることが多く「お肌がゴワゴワする」と感じる方も多いようです。角質が厚くなると、せっかくの美容成分も浸透しにくくなり、お肌もくすんで見えてしまいます。パックや、角質取りのローションなどで古い角質を除去し、クリアなお肌へ導きましょう。
※角質の過剰除去はお肌を傷めるのでお気をつけください。

まとめ

【秋の老け顔対策3選】

  1. 泡だて洗顔禁止!
    朝のクレンジング洗顔でしっとり
  2. いつものお手入れにプラスオン
    美容液は今からの必須アイテム
    アルブチン、トラネキサム酸、エラグ酸、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスがオススメ!
  3. 角質除去でクリアなお肌へ
    パックや、角質取りのローションなどを使って、浸透力を高めましょう!

いかがでしたか?秋から冬にかけて、お肌の乾燥はどんどん進みます。今の時期に、夏のダメージをどれだけケアできたかどうかが、秋冬のお肌の明暗を分けることになります。どれも簡単にできるケアなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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「一般社団法人日本エステティック業協会AEA上級認定エステティシャン」・「日本化粧品検定®協会公式コスメコンシェルジュ®」として長年美容業界に従事。 現在、佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部GENPRESS(ジェンプレス)にて広報を担当。商品開発、マーケティング、販促物の作成など、業務は多岐に渡ります!豊富な美容経験を生かしたお役立ち情報を、皆さまにお届けします(⋈◍>◡<◍)✧♡ ◼︎趣味:スポーツジム ◼︎マイブーム:ヨガ、ボディーコンバット

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