体と脳が衰える前にやっておくこと~50歳を超えたら考えよう~

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50歳を超えたらそろそろ健康について考えよう

こんばんはロクジンです。50歳を超えたらそろそろ老後の事を考えましょう。
もちろん健康の事です。体がガタガタになったら中々回復は大変ですよ。気が付いてみたら手遅れになっていると言う事もある。50歳位までは余程無茶をやらない限り体の免疫力や自然治癒力も結構ありますから、何とか健康だというふうに思ってしまいます。
しかし、太りすぎや腰痛や痛風やよく風邪を引くなどの症状がでてきたら要注意です。これは体が黄信号を出して注意を促しているのです。これらの症状の原因の多くは栄養過多です。運動もあまりしないのに美食に走ると体の中に脂肪がどんどんたまります。内蔵脂肪だけではなく、血管にもたまっていきます。
人間は長い歴史の中でいつも飢えていたので、余分の栄養素が入ってきたら、体の中に貯蔵して置くようになっています。食物にありつけない時の保存食として熱効率の良い脂肪に変換して体のなかに蓄えているのです。
この50~60年の間に日本では人類史上空前の豊かな生活がおくれる様になりました。その結果不必要に栄養を摂取するようになったのです。血管に貯まった脂肪はコレステロールという形で血管の流れを悪くし、特に毛細血管内のコレステロールは内臓や筋肉等に栄養や酸素を十分に送れないようにし、それらの機能を充分に果たさせないようにしてしまうのです。

一番目は食事に気をつけよう
二番目は適度な運動
三番目は遊ぶ事

対策として一番目は食事に気をつける事。
食べ過ぎない。50歳を超えたら、野菜中心の食事にすべきです。肉食は控えめにすべきです。
二番目は適度な運動を行う。これは骨や筋肉の衰えを防ぐのと敏捷性を確保する事です。廃用性の理論により、使われないものは衰えていきます。自分の足でどこでも行ける事。つまずいたり転んだりして骨折などをしないようにする為です。
筋肉が沢山ついていれば基本的にエネルギーを多く消費しますが、筋肉が少ないとエネルギー消費が少なくなる。それなのに運動はせずに、若い時と同じように食べていたら、余分な栄養分は体の中で脂肪に変わってしまうのです。その結果体重が増え、それが足の関節等を傷め歩くのが辛くなる。そうすると自分の足で歩かずに車等に頼るようになり、運動不足が増々体重を増やすという悪循環に陥ってしまうのです。家の片づけや掃除や散歩、運動等、無理のない範囲で体を動かしましょう。
三番目はよく遊ぶ事。

目次

  • 遊ぶことの大切さ
  • 認知症の人は遊び足りない人?
  • 仕事を遊びにしてしまえ

遊ぶことの大切さ

人間は楽しく遊ぶことで進化を遂げてきたのだと思います。楽しく遊ぶためには、頭を使わなくてはいけません。魚釣りで頭を使わなくてもどんどん釣れたらあまり面白くありません。私の実感です。
ある時、沖に出て、撒き餌をたっぷりやり、釣りはじめたら必ず釣れるのです。針につける餌と同じ高価な撒き餌をアミかごにたっぷりいれて沖に放り入れると、魚が狂ったように集まってきて、入れ食いになったのです。そうすると始めは面白かったのですが、段々と、「まるで作業だ」と思えるようになって、面白くなくなったのです。頭を使って魚と駆け引きするから面白いのであって、頭を使わずに手足だけを動かすのは面白くないのです。

認知症の人は遊び足りない人?

ゲームや競技でも知恵の限りを尽くしてこそ面白いのです。
一生懸命にやったのに負けると悔しい。次回を期して作戦を練り練習を重ね、勝利した時の喜びは格別のものがあります。
旅行に行ったり、映画や音楽を鑑賞したり、絵を描いたりするのは、皆感動をしたいのです。人間は遊ぶ事で色々な事を学び、感動をし、進歩してきました。それは小さな子供をみればよく分かります。子供にとって遊びは生きていく為の知恵を学ぶために必須のことなのです。
私は最近、大人にも遊ぶことが必要だと思うようになりました。 ひょっとしたら、認知症の人が増えたのは遊び足りないからではないでしょうか。廃用性の原理により、遊んで頭を使い、感動し、喜んだり悔しがったりして脳は正常でいられるのではないか。鮭は自分の生まれた川に戻り、子孫を残すと死んでしまいます。人間も生殖しなくなると、用無しとなって、寿命が尽きるのが自然なのかもしれません。ところが、人間は発情期だけ生殖行為をするのではなく、生殖期が過ぎても愛情表現としての性行動を行います。生命を絶やさない為の宇宙の意思として、生き物は必至で生殖行為を行います。しかし、それが苦痛であればどこか無理があり生命は絶えてしまいます。
いきものは皆、生命を繋ぐ事に大きな喜びを感じ、又逆に喜びを感じる行為には生命の継続というご褒美がついてくるのではないか。それで、喜びを得られる遊びと言うのは宇宙の意思に適った行為であり、健康と寿命が与えられることになるのだと私には思えてくるのです。

仕事を遊びにしてしまえ

もし仕事を遊びのように面白いものだと思えるようになれば、仕事は多いにはかどり、大きな成果を上げる事が出来るでしょう。自分の仕事で大きな業績を生んだ人はきっと、仕事が面白くて、面白くて、たまらなかった人だと思います。毎日が刺激に富み、面白くて、楽しい時間を過ごしている人は頭も体も正常で死ぬまで健康な事でしょう。

皆さん、50歳を過ぎたら、食事に気をつけ、適度な運動を行い、大いに遊びましょう。働き盛りの自分に遊びなんてとんでもないと思っている人は、仕事をゲームとみなし、このゲーム、どうやって勝つかなと考えたらどうですか。ゲームと思えた瞬間に頭が閃き始めますよ。
どうせやらなくてはならない仕事なら、面白くしたらどうですか。これは悟りであり、人生の極意でもあります。もちろんそうやって仕事に余裕がもてたら、別の遊びも始めましょう。視野が広がり、更に人生が豊かになってきます。
仕事を遊びにして、楽しんだら苦労なんてありません。

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寺本麓人

代表取締役社長佳秀工業株式会社
佳秀工業株式会社 代表取締役社長。1948年生まれの現役経営者で、大きな夢を持ち、日々悪戦苦闘しながらも着々と夢に向かって前進しております。身体・心・環境の「三つの健康」に寄与できる事業展開を常に考え動いています。 趣味は美しいものなら何でも。美術、音楽、文学、大自然の景観、古い街並やモダンなデザイン、演劇、花鳥風月、もちろん女性も。海も山も川も大好きです。夜明け、夕暮、雨だって好きです。ローソクのあかりも。気になるコトには何にでも首を突っ込みます。考えるコトも好きですが、どちらかと云うと「やってみなけりゃワカランやん」という事で、行動を重視しています。多読で乱読、気に入れば精読。どんな本でも片っ端から読みます。

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