人を幸せにする”脳”力開発

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おはようございます。ロクジンです。
今日は脳の力を高める『脳力開発』のお話をお届けしたいと思います。

目次

  • 「幸せな人生」をおくるために
  • 脳力開発とは
  • 城野宏(じょうの ひろし)という人物
  • まとめ

「幸せな人生」をおくるために

脳力開発という脳の力を高める方法があります。なぜ脳力開発をやるかといえば、幸せな人生をおくるためです。喜びと楽しみの人生をおくる為の方法が脳力開発です。反対の人生とは愚痴と悲しみの人生です。
幸せという漢字は象形文字で手枷を意味しています。手枷だけを示して人間が手枷から自由になった状態が幸せという事です。幸せを考える場合、不幸せをイメージすると幸せという事がよくわかります。自分の思うようにならない、自分のやりたい事が出来ない。不安や辛さがあって何がどうなっているのか分からない。原因がはっきりすれば対処のしようがあります。問題は何なのか。自分は何をどうしたいと思っているのだろうか。こう言う事が分かれば半分は解決です。

脳力開発とは

脳力開発では、ハードウェアとしての脳は我々ホモサピエンスでは皆同じ性能です。違うのはプログラムと知識量と電源の質だという事です。電源とは精神的姿勢です。三つあります。

精神的姿勢

① 自分で主体的にやる姿勢
反対は人頼りの姿勢です。人や組織の批判ばかりして自分では何もやらない。
② 進歩発展を目指す姿勢
反対は現状維持の姿勢です。世の中はどんどん変わっているのに自らは変わろうとしない姿勢。言い訳をする人は自分で成長の機会を潰しています。
③ 他人の利益をはかる
反対は自分さえ良ければいいという姿勢。これは利他の精神です。大きな愛にもつながる崇高な精神です。又、win-winの関係を作る為の基本です。

精神的姿勢が確立されると自分の行動に力強さとスピードが加わります。この三つの基礎の上に次の五つの思考力を高める為の指針があります。脳力開発では原理原則を指針として示しています。

思考方法の整備

① 中心・骨組みで考える習慣
② 両面・主流で考える習慣
③ 立場・観点を整理し、多角度から考える習慣
④ 確定的要素から考える習慣
⑤ 行動のつながりで具体的に考える習慣

この五つの思考力を高める習慣を使って、行動した事を整理します。脳力開発でいう整理とは「振り返り、点検し、確認し、修正する」事です。そうして新しい脳細胞回路を自分の脳の中に築いていくのです。
実際知識の拡大の為の指針は次の三つです。

実際知識の拡大

① 知った知識はすぐ使う習慣
② 沢山の物事に首を突っ込む習慣
③ 沢山の人と付き合う習慣

三大実行方針というのがあって行動せよ・整理せよ・反復せよです。
脳は分からない事が分かっただけで喜び感動し快感を覚えます。それで満足し、所謂 物識り(ものしり)という人が結構いるのです。しかし脳力開発は実践哲学ですから、知識は実際に役立てなければ自己満足というだけになります。目的=戦略=中心・骨組みで、手段=戦術=行動のつながりで具体的に考えられた方法です。一旦決めた戦略=目的は達成できるまで変えません。戦術は手段ですから状況に応じてどんどん変えていかなければなりません。そうする事によって戦略は達成できるのです。戦略のミスは戦術でカバーできませんが、戦術のミスは戦略でカバーできます
脳力開発では一回目の失敗は経験です。二回目の失敗は確認です。三回目でバカといいます。今までやった事のない新しい事をやれば失敗するのは当り前で、小さな失敗を繰り返しながら正しい方法を学んでいくのです。原理的にできない事はやらない。脳力開発をやっていけば難しい事を難しいとは感じなくなるし、ゲームのように少し位手ごわい相手と対戦したくなるのです。富士山に登るのも、近くの山に登るのも同じです。ただ手間と時間がかかるだけの違いという考えかたです。

城野宏(じょうの ひろし)という人物

この脳力開発という方法を作られた城野宏さんというかたについて少しのべます。1913年生まれで1985年に亡くなられました。東大を卒業後、徴兵で中国に渡る。中華民国山西省政府の指導に当り、日本が先の戦争で負けたあと山西野戦軍を指揮し、中国人民解放軍と戦う。首都太原落城により捕虜となり、15年に及ぶ監獄生活を経て昭和39年釈放、帰国。戦争中は山西省にあって中華民国軍と共産党軍と現代版三国志の世界を実際に経験する。山西野戦軍時代には最大50万人の兵隊を指揮した。生前には中村天風、安岡正篤と並び戦後の三大オピニオンリーダーと言われた。
何といっても20世紀を代表する英雄と言ってもよい毛沢東と、日本から何の支援もなく四年間も戦争したのです。すごい体験です。私の大好きな養鶏場の話があります。

中国 撫順(ぶじゅん)監獄で養鶏をやろうという事で監獄所長に相談したら許可が出た。しかし材料とか道具は何も貸してくれない。道具がなけりゃ無理だと同房者は皆言った。しかし城野さんは諦めなかった。鉄屑や廃物を拾い集めてきてハンマー、鋸、シャベル、釘などをたった一人で一年間かけて作ってしまった。それを見た同房者たちは協力し始め、次の一年間で監獄の庭に養鶏場を作った。そこでようやく三羽のメンドリから四年かけて三千羽の養鶏場を完成させた。

道具が借りられないから何も出来ないと城野さん以外の人は考えました。これはまさしく人頼りの姿勢です。貸してくれないのなら自分で作る。これこそが自分で主体的にやる姿勢です。城野さんはこの道具作りを楽しんでやっています。これがコツです。物作りは楽しいのです。強制されてやっている訳ではない。養鶏場を作るという戦略を立てたからにはどんな困難が来ようとも必ずやり遂げようという覚悟で臨んだのです。
後は手段方法です。道具がない⇒道具を作る⇒小屋を作れる⇒養鶏が出来る。養鶏をやろうという目標は皆が賛成です。養鶏をやれば食べ物に飢える事が無くなり、外部に売れば色々な物資も手に入るのですから。道具が出来た時点で、同房の人たちが皆この戦略が達成できる事を確信する。そうすると苦労して一つずつ道具が出来ていく度に達成感があり、確実に目標に向かって進んでいる訳ですから、毎日の作業が楽しみになっていきます。
道具が完成すると皆も小屋作りに協力します。協力しないと養鶏が始まった時に恩恵にあずかれないのですから。

まとめ

このようにして戦略が確立出来ると戦術を駆使して目標を達成する事ができます。困難を解決できる力、これこそが脳力開発です。困り事を解決できる力を持てば幸せになります。
脳力開発の勉強をし、実践してみませんか。幸せな人生がおくれますよ。

*参考文献*
脳力開発のすすめ   PHP 城野 宏
挑戦の行動学     PHP 城野 宏
転機の行動学     PHP 城野 宏
三国志の人間学    竹井出版   城野 宏
脳力開発入門     脳力開発センター
脳力開発指針集    脳力開発センター
城野宏の教え     総合法令   清水英雄
城野 宏の戦略人間学 ソーテック社 城野 宏

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寺本麓人

代表取締役社長佳秀工業株式会社
佳秀工業株式会社 代表取締役社長。1948年生まれの現役経営者で、大きな夢を持ち、日々悪戦苦闘しながらも着々と夢に向かって前進しております。身体・心・環境の「三つの健康」に寄与できる事業展開を常に考え動いています。 趣味は美しいものなら何でも。美術、音楽、文学、大自然の景観、古い街並やモダンなデザイン、演劇、花鳥風月、もちろん女性も。海も山も川も大好きです。夜明け、夕暮、雨だって好きです。ローソクのあかりも。気になるコトには何にでも首を突っ込みます。考えるコトも好きですが、どちらかと云うと「やってみなけりゃワカランやん」という事で、行動を重視しています。多読で乱読、気に入れば精読。どんな本でも片っ端から読みます。

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