美容健康素材プラセンタの抗疲労効果に関する研究報告

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おはようございます。佳秀ヘルスケア研究開発の松木です。
近年、美容健康素材として人気の高いプラセンタですが、中国の古い文献(1600年頃)によると当時より「紫河車(しかしゃ)」という名前の漢方薬として滋養強壮などの効果を与えていたということです。
プラセンタエキス末をもちいた健康食品の摂取においても、「疲れが取れた」、「よく眠れた」などの声を聞くことがあります。
そこで今回は、プラセンタの抗疲労効果に関する研究報告についてご紹介します。

ブタ由来プラセンタエキス末のOTC医薬品

現在病院などで打つことのできるプラセンタ注射剤はヒト由来のもので、更年期障害や肝機能改善のお薬として使われています。
また、ブタやウマ由来のプラセンタについてはドラックストアに売られているようなOTC医薬品(一般用医薬品)に使われています。
このOTC医薬品の効果効能として、滋養強壮虚弱体質肉体疲労の改善などがうたわれています。
これらの効果効能については臨床試験が行われており、効果が認められることが報告されていますが、個人の感じ方を測定方法としているというのが現状でした。

ブタ由来プラセンタエキス末の抗疲労効果

2013年に行われた第13回日本胎盤臨床医学会でプラセンタの抗疲労効果についての発表がありました。
この発表では、マウスを用いて試験を行った結果を報告しています。
マウスに遊泳運動をさせて、その遊泳時間と血中の乳酸濃度を調査しています。
プラセンタエキス末を投与するマウス群と投与しないマウス群とに分け評価した結果、プラセンタエキス末を投与した群で遊泳時間が有意に伸びたということです。
また、運動時に溜まる乳酸の濃度もプラセンタエキス末を投与する量に比例して減ったということです。

この発表では、慢性疲労時に低下する物質として知られているインスリン様成長因子(IGF-1)の測定も行っており、プラセンタエキス末投与によりIGF-1が増加するという結果が出ています。
そして、このIGF-1の量を増やす因子として知られるカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)濃度もプラセンタエキス末を投与することで増えることが分かったということです。

このことから、プラセンタエキス末を投与することでCGRP濃度が高まり、CGRPの効果によりIGF-1が増え、IGF-1の働きとして報告されている筋肉細胞の増強を促進し身体的な抗疲労効果が得られるということです。

さいごに

これはあくまでマウスによる実験結果ではありますので、今後人による臨床試験で実証することが必要になります。
現代人の6割は疲れを感じており、さらにその中の6割は慢性的な疲れを感じているということです。
主に美容目的で使用されることの多いプラセンタですが、健康の面でも疲れ改善を含め様々な効果体感を得ることができます。
今後のさらなる研究に期待しましょう。

疲れに関する記事はこちらから
なぜ人は疲れるのか?①まず疲れとは何かを知ろう!!
なぜ人は疲れるのか?②疲れのメカニズム、酸化ストレスとの関係
なぜ人は疲れるのか?③疲れたときに現れるヘルペスウイルス
なぜ人は疲れるのか?④疲れない脳をつくる効果的な運動
なぜ人は疲れるのか?⑤疲れを軽減する食品選びのポイント

参考文献
日本胎盤臨床医学会研究要覧(2013)

なぜ神秘!最高峰の香粧品サプリ素材・プラセンタエキス

 

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matsuki_takahiro

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佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部・研究開発担当の松木です。美と健康を応援するブランド「GENPRESS(ジェンプレス)」では研究・開発に携わっております。大学や研究機関との共同研究の成果をもとに、高濃度・高品質なプラセンタの抽出に成功しました! 趣味はサッカー(フットサル)・自転車・天体観測・読書で、仕事とプライベートともに様々な分野に触れています。科学的な目線をもとに、皆様に分かりやすいお役立ちブログを発信していきます!
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