日焼けでシミが増える！？日焼け前後のシミ予防対策とは？

シミの大原因！！「光老化」とは？

光老化とは、長期間にわたり紫外線を浴び続けた肌にみられる「お肌の老化現象」のことです。「お肌の老化」の80%は、光（紫外線）が原因といわれています。
つまり、日焼けはシミの原因となるのです。

紫外線を浴びると、なぜお肌は老化するのでしょうか？原因は「活性酸素」にあります。
活性酸素とは、酸素が活性化したものです。酸素が活性化、と聞くと良いものに感じますよね。活性酸素は全てが悪いものではなく、通常私たちの体内で常に1～2％程度発生して病原微生物を殺すなどの大切な働きをしています。

ところが、過剰に発生することで細胞を酸化しダメージを与えてしまうのです。この活性酸素を過剰に発生させる原因の一つが紫外線です。中でも、紫外線によって過剰に発生する「一重項酸素（いちじゅうこうさんそ）」はシミ・シワ・たるみの原因となります。

日焼けを防ぐことで、シミ予防を！

シミを防ぐにはまず、普段の紫外線対策が最優先です！
日焼けを防ぐことにより、シミの原因を作らないことから始めてみましょう。

日焼けはどうやって防ぐの？日焼け止めを正しく使用してシミを予防しよう

日焼け止めの正しい塗り方はご存知ですか？日焼け止めは、ただたくさん塗ればいいというものではないのですよ。
きちんと使用方法を確認し、シミ予防のためにもしっかりと日焼け対策をしましょう♪

提供元：環境省（紫外線環境保健マニュアル2015）
URL:https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

• 日焼け止めの説明書をよく読み、使用量を確認すること
• クリームタイプはパール粒✖2個使用（お顔に対して）
• 乳液タイプは1円玉硬貨1個分✖２個使用（お顔に対して）
• 腕、脚に塗る時は一度直線状に出し、らせん状に塗る
• 反射光をうけやすいあご下も忘れずに塗る
• 耳のうら、襟足、首元もわすれずに！
• さらにUV効果を高めるにはファンデーションやおしろいを重ねる事で防御率UP！

日焼け止めは、汗や、摩擦などによってUV効果が薄れることもあります。一度塗ったからといって安心せずにこまめに塗り直すことが大切です。
また、その際はクレンジングシートなどで一度ふき取ってから塗り直す方がさらに効果的といわれています！

シミが現れやすいポイントには入念に塗り込んで日焼け対策を！

シミが現れやすいポイントには重ね塗りがおすすめです！

頬からこめかみは紫外線の影響を受けやすいことがわかっています。確かに、他はきれいなのに、そのあたりにシミができていたりしますよね。できれば「重ね塗り」などをしてしっかり日焼け対策をしましょう。テクスチャーが固めのスティックタイプは重ね塗りにとても便利です、是非お試しあれ♪

▼日焼け止めの種類と特徴について詳しく知りたい方はこちらから！
「日焼け止め」の選び方はシーンで違う⁉知らないと損する紫外線の話

さらに日焼け止めの効果を高めてシミを防ぐには？

日焼け止めを塗った後、ファンデーションやおしろいなどの「粉体」を重ねることで日焼けの防御率がUPします。

おしろいのようなパウダーには、ブラシを使用することをおすすめします。下から上にクルクルと円を描きながらブラシを動かせばうぶ毛の隙間にも塗布することができ、さらに日焼けを防ぐことができます！

日焼け後は、美容液でシミを防ぐ対策をして！

日焼けをしたお肌は、ものすご〜く乾燥しています！
そこで是非使って欲しいのが美容液です。美容液はスキンケアの中で「最高峰の位置づけ」といわれるアイテムです。

化粧水が「水分補給」的な保湿効果に対し、美容液は化粧水では補えない「エモリエント補給」的な高い保湿効果があります。また、「美白」や「ハリ・弾力」などをはじめとする特徴的な美容成分を配合することで「美容成分補給」といったプラスアルファーの効果を得る事もできます！

日焼けをしてしまっても、美容液で保湿することで、シミを防ぐことができるかも！？
是非一度、日焼け後のシミ対策としてお試しくださいね♪

▼日焼け後のスキンケアについて詳しく知りたい方はこちらから！
日焼け後の美白ケア：気になる「美白成分」その違いとは？

さいごに

女性にとっては、シミは見た目に関わる肌トラブルですよね。
今回ご紹介した日焼け前後にできるシミ対策を試し、シミのない綺麗なツヤ肌を目指しましょう！