梅雨時期に気を付けたい頭皮のカビとその対策

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おはようございます。佳秀ヘルスケアの松木です。
梅雨も本格化し、さえない天気が続く今日この頃ですが、この時期はじとじと湿気が煩わしい時期でもあります。
湿気が多いと家の中でもカビが発生しやすくなり、除湿器などで対策されているかたもいるでしょう。
そして、あまり気にされていないかもしれませんが、この時期は頭皮に発生するカビにも注意が必要です。
そこで今回は、頭皮のカビについてお話します。

目次

  • 頭皮にいつも存在しているカビ
  • 頭皮のカビを増やさない
  • さいごに

頭皮にいつも存在しているカビ

体の表面には、皮膚から出る水分と餌となる脂肪を得て微生物がたくさん住んでいます。
このような微生物を常在微生物と呼びます。
頭皮にも当然微生物は存在しており、その代表とされ頭皮トラブルを起こす原因となっているのがマラセチア菌です。
マラセチア菌が頭皮のカビの原因菌の代表とされています。

マラセチア菌は皮脂を分解することでグリセリン関連物質を作り頭皮を守る役割を担っています。
しかし、皮脂の量が多いと菌も増殖し、皮脂分解物である脂肪酸が多く作られ、頭皮に以下のような悪影響を与えます。

・炎症(かゆみ、ふけ)
・臭い
・頭皮環境悪化による抜け毛

頭皮のカビを増やさないための対策

このような頭皮のトラブルを防ぐには、カビを増殖させないようにすることが大事です。
カビの増殖を防ぐには、以下のような対策が必要となります。

・脂質の多い食事を控える
・睡眠をしっかりとるなど生活習慣を整える
・自分の肌状態(乾燥肌、脂性肌)に合ったシャンプーで洗髪する
・洗髪→タオルドライ後はドライヤーでしっかりと髪を乾かす

食事を含めた生活習慣を整えることでホルモンバランスを崩れを抑制し、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
シャンプーをする際は、爪を立てず、皮脂を洗い流しましょう。洗いすぎもかえって皮脂の分泌を促すことになりますので気を付けてください。
そして、洗髪後はしっかりと髪を乾かすことが大事です。生乾きの状態はカビにとって好ましい環境です。

さいごに

梅雨時期に限った話でもありませんが、生活習慣を整えること、そして頭皮の環境を清潔に保つことを意識してみましょう。
結果として、皮脂詰まりによる抜け毛なども改善が見られるかもしれません。

キラナライフでは、シャンプーの方法、ドライヤーのかけ方などの情報を発信しています。
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matsuki_takahiro

佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部・研究開発担当の松木です。美と健康を応援するブランド「GENPRESS(ジェンプレス)」では研究・開発に携わっております。大学や研究機関との共同研究の成果をもとに、高濃度・高品質なプラセンタの抽出に成功しました! 趣味はサッカー(フットサル)・自転車・天体観測・読書で、仕事とプライベートともに様々な分野に触れています。科学的な目線をもとに、皆様に分かりやすいお役立ちブログを発信していきます!

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