私の住んだ産地のおいしい、ヘルシー、ベストセレクト(岩手偏)

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ご無沙汰しています、佳秀ヘルスケア品質管理担当の川﨑です。二か月ぶりの投稿です。実は新たに作成したブログは、”プラセンタ”の安全性についての内容を予定していましたが、あまりにも内容が詳細過ぎて、機密性の面で回りのスタッフからストップがかかりました。ということで今回から、心機一転、新テーマで投稿します。わたくし事ですが、父親の仕事の関係から、一年以上住んだ県がちょうど10県あります。そんな住んだ街で出会った、産地の食材の中からおいしく、ヘルシーなものを、独断で紹介していきたいと思います。

■魚介類の旨みたっぷり和風テイスト『磯ラーメン(海鮮ラーメン)』

まず第一に潮のかおりの強さ、第二に具材(トッピング)が多い、味はかつおぶし、こんぶ出汁のやさしい感じ。例えると“香りのある水族館”です。しつこく無いので、朝、昼、晩、食べられます。そんな、見てよし食べてよしの『磯ラーメン』のヘルシーポイントは海藻類の豊富さです。
<わかめ>わかめに含まれる“フコキサンチン(βーカロテン:天然色素)”は
・抗酸化作用(アンチエイジング効果)
・癌細胞に対して増殖抑制作用
・体脂肪を下げる
<海苔>海苔に含まれる“EPA(オメガ3脂肪酸)”は
・血液凝固抑制作用
・中性脂肪、コレステロール(LDL値)を下げる


余談になりますが、わたしは“おにぎり”の海苔はパリッとした乾燥したものが好みでしたが、ご当地の釜石では、成人男性のこぶしぐらいの“おにぎり“を完全に海苔で覆い、アルミホイルで包み、具材は筋子(鮭の卵)や焼きウニなどを使った海鮮風味の強いものが多かったです。しかし、約4年ちょっと過ごすうちに“おにぎり”の海苔は、シットリもいいものだと変化したものです…
その他、マツモ(褐藻)、フノリ(紅藻)などのご当地ならではの海藻類が、適度な歯ごたえでアクセントを加え、おいしさを強めています。

■素材のパワーと癒しのスイーツ『くるみ餅』

最初に口にしたのは中学3年生の時、隣の大家さんが持ってきてくれたのですが、最初おもちを牛乳につけているのかと思いました。説明を受けて食べてみると、とてもクリーミーで味が濃く、甘さが上品でおいしさとのギャップに驚かされました。そんな『くるみ餅』のヘルシーポイントは、言うまでもなく“くるみ”です。和製、スーパーフードです。ご存知かもしれませんが、国内に流通する“くるみ”は中国産、アメリカ産、長野産(西洋種改良品)が主流です。わたしの食べた“くるみ”は鬼ぐるみと呼ばれる、純国産種でタンニンの含有量が、他の“くるみ”より少ないため、くせのない味になっているようです。(参考:一般社団法人 和グルミプロジェクト)
“くるみ”の注目すべく栄養成分は、アルファ-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)とクルミポリフェノールで、特にクルミポリフェノールは赤ワイン中のポリフェノールより抗酸化作用が強いため、アンチエイジング効果が期待できます。その他、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維も豊富に含まれます。“くるみ”は殻付の状態で2年以上保持でき、鬼ぐるみもお取寄せも可能ですが、殻を割るのに100Kg以上の力を要するため、やはり現地で食べていただくのがよろしいと思います。くるみ餅の構成は、“くるみ”と餅以外、砂糖、醤油または塩、お湯ととてもシンプルなので、素材本来のおいしさを堪能できます。
※くるみの可食部の60%以上は脂肪酸で、高カロリーのため、1日20グラム程度が推奨されています。

■さいごに

住んでいたのが海に近かったため、海産物(ウニ、アワビ、ホタテ、毛ガニなど)は一味も二味も違っておいしかったです。また、今では高級魚で食べれませんが、“キチジ”は魚の油のうま味が格段で私のNo.1魚です。その他、どんこ(エゾアイナメ)は近場で釣れ、最初は見た目から抵抗があったのですが、大家さんに料理法を教わり、どんこ汁のおいしさを知りました。わたしの卒業した中学校は、震災のため無くなり、今年その跡地で『ワールドカップ ラグビー大会』の試合が行われます。活気あふれ、大会が盛り上がることを願っています。

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川﨑孝治

佳秀ヘルスケア品質管理所属の川﨑です。 専門は細菌(バクテリア)です。 趣味は釣り、ゴルフ、野球(観る、する)など、広く浅くしていましたが 今はもっぱらおいしい肴を食べながら、その年の出来のよい日本酒を探して1合ぐらい飲むのが日々の楽しみです。 できる限り、実体験をもとに「美と健康のお役立ち情報」をキラナライフ を通じて発信していきたいと思います。

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