機械製造、金属加工の会社がなぜヘルスケア事業を始めたのか

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おはようございます。ロクジンです。今日は当社のミッション(使命)「世の中の役に立ち、良くて美しい製品を自分で作り、又サービスを提供し続ける事。それは人に優しく、環境に優しいものでなくてはならない」を実現するための戦略である「社員を幸せにする」について、そしてそのために大切なことの1つ「健康」についてお話したいと思います。

自分の勤めている会社や仕事に不平や不満があって、お客様を満足させる事はできません。自分がこの会社で仕事が出来て幸せだと思えて初めて、顧客満足という発想になるのです。
お客様が期待以上だと満足して下されば、お客様から仕事や注文を沢山頂けて、我社は繁栄します。我社が繁栄すれば多くの人を採用できますし、多くの材料や資材を購入しなくてはなりません。又、沢山の利益を出せたら、税金を沢山払えます。こうして地域やお国に貢献できます。

目次

  • 社員を幸せにする
  • 美と健康のお手伝いを
  • 「人を幸せにする何か」をお届けするために

社員を幸せにする

では社員を幸せにするとは具体的にはどう云う事でしょうか。
① 社員の収入を同じ業種で、同じ地域で一番多くする
② 労働時間を少なくする(残業を減らす)
③ 待遇を良くする
④ 福利厚生を厚くする

我社では略して多少良好と言います。
福利厚生を厚くするとは、社員の心身の健康の増進に努めると云う事です。

具体的には
① 作業環境を良くする。照明、粉塵、寒暖、安全性等
② ワークライフバランス。有給休暇の活用、残業時間の減少等
③ 感動体験。慰安旅行、スポーツ観戦、イベント参加、各種セミナーや展示会の参加等
④ 健康な昼食の提供や食事指導
健康である方が幸せに近いし、企業では健康でないと活躍できません。

そこで、健康になることについて考えてみました。私の健康理論です。
① プラス思考。笑う
② 良い食事
③ 適度な運動
④ 整体
⑤ 呼吸法
⑥ やりがいのある仕事、人の役に立てる幸せ
⑦ 信頼できる仲間、家族、友人、仕事仲間等
ここからビジョン(未来像)としての「総合健康産業」という発想が出てきました。

美と健康のお手伝いを

健康には体の健康と心の健康と環境の健康とが有ります。この三つの健康を通じて世の中に貢献するというのが我社における総合健康産業ということです。
その中で「美と健康のお手伝い」をする仕事としてヘルスケア事業部が出来ました。元々機械を作ったり、その部品を作っていましたので、原料から製品まで自分達で作ろうという事になりました。そんな時に健康と美容の為の素晴らしい素材に巡りあったのです。それがプラセンタです。プラセンタとは胎盤の事です。生命の神秘にかかわるもの。私の知る限り良いことづくめで悪いところが有りません。まさに神様からの贈り物のような素材だと思います。

哺乳類は我々人間も含めて、一個の受精卵が子宮に着床すると同時に胎盤を作り始めます。
ある期間を経て、新しい生命体を誕生させるのですが、母親が産みやすいように大きからず、又ちゃんと成長出来るようにある程度完成された形で出てくるのです。そして、赤ちゃんは産まれてしばらくは免疫をもっています。病気に感染しないようになっています。この子宮内の赤ちゃんを育てる保育器が胎盤です。母親からの血液がそのまま胎児を育てている訳ではありません。母親と胎児の血液型が違う事があるので、胎盤で胎児にとって良い状態に変えて胎児に供給しているのです。
又、胎児の内臓が完成して解毒装置である肝臓や腎臓が完成するまでは、胎盤が赤ちゃんから出てきた廃棄物を母親に害のない状態に加工するのです。ですから、胎盤は赤ちゃんを育てる為の豊かな栄養分や病気から身を守る為の解毒や免疫力を高める為の成分がたっぷり入っていると考えられます。
胎盤については今のところあまりにも精妙で複雑な仕組み、働きのため、よくその作用の仕組が解明されていません。
たっぷり入っている成分のうち、どの成分がどう作用して、こんなに完璧な生命を誕生させているのかは、まだまだ分かっていません。しかし素晴らしいものであることは間違いありません。自然の状態の動物の母親は出産後、自分で出した胎盤を食べます。人間だって自分の胎盤を食べる事は今でもあります。と言う事は体に悪いものは入って無いということです。お産で体力を消耗した後の体力の回復と赤ちゃんを育てるための栄養補給のためだと思われます。
赤ちゃんを大きからず小さからず作る。免疫力や自然治癒力を備えさせる。ここに胎盤の素晴らしさがあります。プラセンタの効能の中でよく言われるのが、過ぎたるものは抑制し、足らざるものは補うというのがあります。体の本来あるべき姿にもっていこうというのが、プラセンタの役割なのではないかと思うのです。
それから、胎盤は喜びの波動の中から出てきたものというのも大きいと思います。波動の事に詳しい人には良く理解出来ると思うのですが、良い波動(感謝とか幸せとか喜びなど)を注ぎ込んだ水を凍らしたらきれいな結晶になります。美しい自然に囲まれたら心が癒されます。仲の良い家族や友人などの心優しい人たちに囲まれたら嬉しくなります。逆につっけんどんな人や不平不満ばかり言っている人たちに近づくと、こっちまでイライラしてきますよね。

「人を幸せにする何か」をお届けするために

生命誕生という女性だけの特権を享受し、尊い生命とともに幸せの波動に包まれて出てきた胎盤には人を幸せにする何かがいっぱいに含まれていると思うのです。それと胎盤は紫河車(しかしゃ)と言う名前で漢方薬にもなっていますし、クレオパトラや楊貴妃等の絶世の美女たちも美容のために使っていたと言われています。長い実績のある素材なのです。このように素晴らしい素材にめぐり逢いましたので、何とか商品化できないかと言う事で有効性と安全性の両面から検討を重ねました。その結果有効性については福岡県の生物食品研究所と共同研究を始めました。又安全性については京都大学ウイルス研究所と共同研究を行いました。両研究所に当社の博士課程前期課程修了者(修士)2名、化学と理学各1名を2年近く派遣し、共同論文を出したり特許を申請したりして、信頼性を確保するようにしています。この両研究に基づき、当社では厳密に管理された新鮮な豚の胎盤を使った美容液やサプリメントやヘアケア製品などの生産を開始するようになり、ここからヘルスケア事業が始まったのです。当社は機械の製作をしていますのでヘルスケア事業部で使用する主要機械は自社製作しています。

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寺本麓人

代表取締役社長佳秀工業株式会社
佳秀工業株式会社 代表取締役社長。1948年生まれの現役経営者で、大きな夢を持ち、日々悪戦苦闘しながらも着々と夢に向かって前進しております。身体・心・環境の「三つの健康」に寄与できる事業展開を常に考え動いています。 趣味は美しいものなら何でも。美術、音楽、文学、大自然の景観、古い街並やモダンなデザイン、演劇、花鳥風月、もちろん女性も。海も山も川も大好きです。夜明け、夕暮、雨だって好きです。ローソクのあかりも。気になるコトには何にでも首を突っ込みます。考えるコトも好きですが、どちらかと云うと「やってみなけりゃワカランやん」という事で、行動を重視しています。多読で乱読、気に入れば精読。どんな本でも片っ端から読みます。

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