パサパサ髪の緊急対策!乾燥を防ぎ艶髪をつくるオイルパック

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「髪がパサパサ…」と気付いたとき、どうすればすぐに艶を取り戻せるのでしょうか?
今回はすばやく確実に艶を出すテクニックとして、“付け足す”ではなく“本来の髪に備わっている能力を引き出す”という視点から、自宅で簡単にできるオイルケア(オイルパック・オイルクレンジング)におすすめのヘアオイルとお手入れ方法ついてご紹介します。

パサパサ髪の原因は髪の表面の“キューティクル”

さて、髪の“艶”の正体はそもそも何でしょうか? 艶の有無に大きく関わっているのは髪の表面をバリアしている“キューティクル”の状態です。
キューティクルは髪の表面を覆っている“うろこ”のような存在で、何層にも重なり合っています。このキューティクルには油分が多く含まれています。キューティクルが閉じて整列していると、光をまっすぐに取り込んで反射するため、艶のあるきれいな髪に見えます。でも、キューティクルが開いてめくれると、光をバラバラに反射してしまうため、艶が失われてしまいます。

艶髪がよみがえる!シャンプー前のオイルパック


艶のない髪の原因は油分不足による乾燥。髪の毛の指通りが良くサラサラしている状態は、キューティクルの摩擦を防ぐ油分が適切に機能している状態です。適度な潤いを保つためには、実は水分よりも油分が必要なのです。
そこで艶出しのケアとしておすすめなのが、“オイルパック”。オイルを髪にパックとして使うことで、キューティクルのめくれを防ぐ接着剤のような役割を果たし、びっくりするくらいのうる艷髪を手に入れることができます。オイルパックは皮脂汚れ、角質汚れをオフするクレンジング効果があることから、“オイルクレンジング”とも言われます。

たっぷりの艷やかなオイルをお肌(頭皮)に染み込ませて揉みほぐすことで、お肌や髪が内側から潤って柔らかくなり、その後しばらくは自然の潤いを保ちやすくなります。パサつきを感じたら、その場しのぎの艶出しケア(表面のコーティング)ではなく、髪の内側からにじみ出る本来の艶を育てるという気持ちで、ぜひオイルパックをお試しください。

ヘアオイルの種類と選び方


オイルは髪と頭皮になじみが良い植物性オイルがおすすめです。肌・ヘアケア専用のオイルとして主要なものには、椿オイル、ホホバオイル、オリーブオイル、アルガンオイルなどがあります。
注意点として、食用の油はおすすめできません。なぜなら食用の油は香りや味を残すために不純物を残す精製方法をとっているため、髪に使用するとかゆみやニオイの原因となってしまうこともあります。一方、肌・ヘアケア専用のオイルは腐敗しにくく、かゆみも出ないように精製されていますので、やはり専用のものを使用するのが良いでしょう。


〈椿オイル〉

椿由来のオイルで“カメリアオイル”とも呼ばれています。日本で古くから肌や髪のケアに使われてきました。
保湿力が高いオレイン酸という成分が豊富で、殺菌作用のあるサポニンや保湿作用のあるテオフィリンが含まれています。

〈ホホバオイル〉
アメリカ南西部やメキシコ北部に自生するホホバ(常緑低木)の種子からとれるオイルです。皮膚や髪への浸透力が高く、べたつかずに使えます。
肌や髪から水分の蒸発を防ぎ、保護するバリア機能を持っています。
ワックスエステルが主成分で、17種のアミノ酸等の人間の肌や髪に近い成分を多く含み、とても安全性が高いので、お肌が弱い方におすすめです。


〈オリーブオイル〉

オリーブの果実からとれるオイルで、しっとりとした重めの質感。
ビタミン、ミネラル、ポルフェノールを多く含み、老化を遅らせると言われる抗酸化作用もあるため、エイジングケアにも適したオイルです。


〈アルガンオイル〉

モロッコに自生する広葉常緑樹・アルガンノキの種子からとれるオイルです。ベタつきが少なく、さっぱりした使い心地です。
カロテン、必須脂肪酸、サポニン、ビタミンEなども含まれ、老化を遅らせると言われる抗酸化作用や肌や髪を柔らかくする効果もあります。
希少なオイルのため、値段は高くなりがちですが、補修効果が期待できます。

植物性オイルは、内部補修と髪質改善に向いています。ただ、動物性オイルや鉱物性オイルに比べ、揮発性が高く乾燥に繋がってしまうこともあります。
保水力という観点では次のような良質な油剤を混ぜたものもおすすめです。

・パルミチン酸エチルヘキシル
・ミリスチン酸オクチルドデシル
・シクロペンタシロキサン
・BG(ブチレングリコール)

艶髪を手に入れるオイルパックの手順


【STEP.1】ブラッシングで下準備
ゆっくりとブラッシングし、髪のもつれやホコリを落としておきます。

【STEP.2】乾いた髪で頭皮からなじませる
オイルは水をはじくため、乾いた頭皮に塗布しましょう。100円ショップで売っているようなドレッシング入れを利用すると便利です。
髪をかき分けながら各所で分け目をつくり、頭皮全体にオイルをなじませて髪にも浸透させていきます。指の腹で頭皮をほぐすようにやさしくマッサージ。

【STEP.3】毛先まで丁寧にまんべんなく
手を添えながら毛先までオイルを塗布していきます。手でやさしく揉み込みましょう。パックする時間の目安は15分以上、何時間でも構いません。時間をおく場合は温めたタオルなどで包んでおくと良いですよ♪
落とす際には「コンディショナー(またはトリートメント)→シャンプー」という流れがおすすめです。
コンディショナーやトリートメントには、油分と同じ構造をもつカチオン界面活性剤が含まれているためオイルとなじみが良く、髪にダメージを与えることなく流すことができます。その際、すすぎは必ずしっかりと行ってください。ややぬるめのお湯・やや弱めの水圧で、ゆっくりたっぷり流すことがポイントです。

まとめ


いかがでしたか?
自宅でも手軽にできるオイルパックは、1回数百円でできるレスキュー的なヘアケアです。艶やかでサラサラの髪を触っていると幸せな気持ちになれますよね♪
好みの香りを選んだり、アロマエッセンスをプラスすれば自宅でもスパのような贅沢なリラックス気分を味わえます。インドの伝承医学であるアーユルヴェーダではオイルを使ってマッサージをすることで、免疫力がアップしたりカラダの緊張を解きほぐす効果があると言われています。ぜひ、できる範囲で取り入れてみてくださいね!

〈参考〉
田村マナ『大人の「品」は艶髪でつくられる』ワニブックス,2018年

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永野まいこ

永野まいこ

GENPRESS(ジェンプレス)広報
カレーの食べ歩き・蔵めぐり大好き GENPRESS(ジェンプレス)広報ウーマンこと永野まいこです。過去の出版社での経験を生かし、キラナ美活サポーターとして日々学びを深めながら「美と健康」のお役立ち情報を発信しています♪ 趣味はスパイスカレーの食べ歩き、ヨガ、写真です!最近はカラダにいいおやつに夢中です♡

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