
美人になる温泉の選び方。泉質と効能
今日からゴールデンウィーク。連続でお休みが続くこの時期、お出かけする機会も増えるのではないでしょうか。
お出かけ先の一つとして、心と身体のリフレッシュとお肌のケアにも最適な温泉はいかがでしょうか。
今日は、美人の湯といわれる温泉のうち、「日本三大美人の湯」と言われる温泉の泉質と特徴についてお話しますね。
目次
- 日本三大美人の湯とその泉質
- 泉質の特徴
- まとめ
日本三大美人の湯とその泉質
日本各地に「美人の湯」と言われる温泉があります。
そのうち、「日本三大美人の湯」は次の三つの温泉です。
1川中温泉(群馬県)
2龍神温泉(和歌山県)
3湯の川温泉(島根県)
各温泉の泉質は次のとおりです。
ご覧のとおり、温泉により泉質も様々です。
泉質の特徴
次に、それぞれの温泉の泉質の特徴について説明しますね。
(1)硫酸塩泉:肌の脂分をとるはたらきにより、ニキビを抑えると言われています。また肌に温泉成分が付着し、パックのような状態になるので、入浴後も肌がしっとりした感じになります。
(2)炭酸水素塩泉:皮膚の表面を軟化させる作用があります。皮膚の脂肪や分泌物を乳化して洗い流し、石鹸のような役割を果たします。皮膚表面から水分の発散が盛んになるため、さっぱりした感じがあります。
(3)塩化物泉:湯の成分が皮膚に膜をつくりパックのような状態になるため、水分の発散を抑え、湯冷めしにくいです。皮膚に膜を作ることで保湿効果も高まります。
加えて、上記の3つの温泉はいずれもpH(水素イオン濃度指数)が7.5程度の弱アルカリ性の温泉です。
アルカリ性の温泉は、肌の角質を軟化させ、クレンジングの役割も果たし、お肌がツルツルになります。
ただしアルカリ性が強すぎると、お肌がカサカサになる方もいらっしゃるのでご注意ください。
まとめ
美人の湯と言われる温泉の泉質も温泉により様々です。日本三大美人の湯を巡り、それぞれの温泉を入り比べてみるのも楽しいかもしれません。
また、「日本三大美人の湯」が遠すぎる場合、お出かけ先やお近くにある温泉で、上記に記されているような「美肌」に効果がある泉質の温泉を探してみるのも、いいかもしれませんね。
長期のお休み、心身ともにリフレッシュして下さい。


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