毛髪の「うねり」が気になりだしたら年齢髪のサインかも?

  • シェア
  • twitter
キラナライフの松尾です。今日もエステティシャン、コスメコンシェルジュの立場から、「お役立ち情報」をできるだけわかりやすくご紹介します。ぜひ、最後までお付き合い下さい。
あなたは、「毛髪にうねりがでてきて髪がまとまらない・・・。」と感じることはありませんか?実は、この「うねり」の原因は「年齢肌」ならぬ「年齢髪(エイジングヘア)」のサインかもしれません。
今日は、「年齢髪(エイジングヘア)」の中でも「うねり」スポットをあててご紹介します。

「年齢髪(エイジングヘア)」とは?

毛髪は、加齢により色素細胞(メラノサイト)の働きが弱まることで「白髪」が増えたり、毛母細胞の働きが弱まることで毛髪自体が「細く」なり「毛髪密度」も減少します。また、キューティクルの枚数も減り毛髪が乾燥するため、「艶・ハリ・コシ」がなくなりボリュームも出なくなります。直毛だった人はうねり(クセ)が発生し、くせ毛だった人はうねり(クセ)が強くなる傾向があります。

・白髪が増えた
・トップにボリュームがでない
・髪に艶がなくパサつく
・「うねり」がでて髪がまとまらない
と感じるようになったら、それは「年齢髪(エイジングヘア)」のサインです。
早めのケアをおすすめします。

加齢による「うねり」の要因とは?

加齢による「うねり」の要因として、毛髪の「内部構造の偏り」が挙げられます。上図のように、毛髪はキューティクル、コルテックス、メデュラという3層構造から成り立っています。直毛の場合「コルテックス」の部分は真直ぐなのですが、加齢により弾力がなくなると毛髪の内部構造が偏ることがあります。歪んだり、スパイラル状にねじれた状態になることで「うねり」が起こります。健康な毛髪はシスチンというアミノ酸を多く含んでおり、コルテックスは硬く水分を吸いにくい性質があるため湿気による影響をうけません。しかし、加齢によりシスチンが減少すると湿気による影響を受けやすくなり「うねり」となります。

毛髪の弾力が鍵?

加齢による「うねり」の原因は毛髪の「弾力」がなくなること。毛髪に「弾力」が戻れば、加齢による「うねり」は改善されるともいえます。つまり、鍵は毛髪の「弾力」です。弾力のある健康な毛髪を取り戻すためには、まずは頭皮環境を整えることです。乾燥して硬くなった頭皮にはヘアエッセンスなどを使用して保湿し、血行促進を心がけましょう。また、頭皮の乾燥や、毛髪のパサつきを防ぐためにシャンプーの見直しもおすすめです。シャンプーの選び方はこちらを参考にして下さい。

まとめ

・うねりがでてきたら、「年齢髪(エイジングヘア)」のサイン
・加齢による「うねり」は毛髪の弾力がカギ
・保湿・血行促進で頭皮環境を整えることが有効
・毛髪自体を乾燥させないためにシャンプーの見直しも有効

いかがでしたか?年齢髪も年齢肌と同じように、保湿が大切です。秋から冬にかけては乾燥がいちだんと激しくなりますので「早めのケア」でいつまでも美しい美髪を保ちましょう。

頭皮の健康・簡単セルフチェック!

「健康な髪のpH」と「ヘアケア製品」の選び方

【毛髪診断士に聞く】切れ毛・枝毛の原因と予防法

 

The following two tabs change content below.
「一般社団法人日本エステティック業協会AEA上級認定エステティシャン」・「日本化粧品検定®協会公式コスメコンシェルジュ®」として長年美容業界に従事。 現在、佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部GENPRESS(ジェンプレス)にて広報を担当。商品開発、マーケティング、販促物の作成など、業務は多岐に渡ります!豊富な美容経験を生かしたお役立ち情報を、皆さまにお届けします(⋈◍>◡<◍)✧♡ ◼︎趣味:スポーツジム ◼︎マイブーム:ヨガ、ボディーコンバット

関連記事

最新記事

PAGE TOP
LINE it!