頭皮の保湿で乾燥から地肌を守る!頭皮の保湿方法とは

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髪の毛はパサついたりして、すぐに変化はわかりますが、頭皮は意外と盲点です。
しかし、頭皮は顔からつながっていることを考えると、顔のお肌ケアやヘアケアと同じように頭皮をケアしていく必要があるんです。
今回は「頭皮の保湿」についてご紹介します。

頭皮が乾燥する原因とは

シャンプー

シャンプーは高いものを1日2回洗って、トリートメントなんかもしっかりしているから大丈夫と思っていませんか。
今回ダメージを受けやすい間違った常識を紹介しますね。

①ドライヤーは髪が傷むのでかけません!
②洗髪は最低でも朝、夜、の一日2回。
③シャンプーは2度洗い!ゴシゴシ洗って汚れを落とす。
④コンディショナーやトリートメントは軽くすすぐだけ。せっかくの栄養を流したらもったいない!
⑤パーマがとれるから、ブラッシングはしない。手櫛で十分。
⑥カラーリングは身だしなみ。やっぱり月一でしょ。

いかがでしたか。
意外と自分のやっていた項目があってドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自然乾燥

自然乾燥は一歩間違うと髪や頭皮にトラブルを起こしやすいといわれていることも理由の一つ。濡れたままの髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態です。濡れたまま寝てしまうと枕との間で摩擦がおこり、絡まったりしてかえって髪を傷めてしまいます。また、カビが発生しやすくなり頭皮トラブルの原因にもなるのです。

紫外線

髪の毛に覆われている頭皮も、やはり紫外線の影響を免れることはありません。
紫外線が当たり続けることで頭皮の深く、真皮層のタンパク質が酸化・破壊され、正常なターンオーバーが出来なくなってしまいます。新陳代謝がなされない頭皮は、どんどん古く、硬く、乾燥しがちになり、やがて代謝異常や血行不良を引き起こすことも。全身と同じように、毛乳頭の毛細血管の血流が滞るとメラノサイトへの栄養が充分に行渡らず、メラニン色素が作られない(透明=白髪)まま発毛されてしまうのです。
また紫外線が当たることのストレスは活性酸素を発生させ、メラニン色素を作り出すのに必要な酵素(チロシナーゼ)を破壊したり、メラノサイトへダメージを与えたりします。これも白髪が発生しやすくなる大きな要因の1つです。

睡眠不足

睡眠不足になるといろいろな弊害がありますが、今回は頭皮への影響とそれに伴う髪への影響についてご紹介します。

血行不良

本来なら眠っている間、副交感神経が優位となって血管が拡張し血液の巡りが良くなるのですが、睡眠が不足することで阻害され全身の血行不良を招きます。血行が滞ると、他の部位と同じように頭皮にも栄養が充分に行き渡らず、強くしっかりとした髪を作れなくなってしまいます。

成長ホルモン分泌量の低下

主に就寝中に分泌される成長ホルモンは、タンパク質の素となるアミノ酸の取り込みを促して細胞内のタンパク質合成を盛んにし、体の成長や修復を行います。髪は成分の80%以上がタンパク質のため、睡眠時間が減少しアミノ酸の取り込み量が減ると元気な髪を作る材料が常に不足している状態となってしまいます。

毛母細胞の活動低下

毛細血管から届いた栄養をもとに、細胞分裂を起こして髪の毛を成長させる毛母細胞。睡眠不足になると毛母細胞の分裂活動がうまく行われないといわれています。すでに生えている髪の成長が停滞したり、新しい毛が生えにくくなったりする原因となります。

食生活

過剰なダイエットや偏った食生活が原因になります。
肌荒れの改善には、バランスのよい食生活が必要で、肌の新陳代謝を促進させることが大切です。
まずは、肌荒れに有効な栄養素を見てみましょう。
特に重要な栄養素であるビタミンB群は肌の健康に大きく寄与しています。
ビタミンB2はタンパク質、炭水化物、脂質の代謝を促進し、ビタミンB6もタンパク質の代謝促進に関わります。
脂っこい食事の代謝にはこのビタミンB群が使われるため、こまめに摂取することが大事です。
その他にも、タンパク質は皮膚の細胞をつくり、肌をみずみずしく保つ役割があります。
食物繊維は、しっかり摂取することで便秘を防ぐといった効果を与え、これも肌荒れ予防になります。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌にハリや潤いを与えます。
また、紫外線によって増える皮膚表面のメラニン色素の沈着を防ぎます。
以前にもご紹介したように、ビタミンEと合わせて摂取するとより効果的です。

頭皮を乾燥から守る保湿方法とは

シャンプー

シャンプー前の「ブラッシング」

シャンプーの効果を最大限に引き出すには、事前のブラッシングが必要不可欠です。ブラッシングには、大きく二つの役割があります。ひとつは物理的に外で付いた汚れを落とすこと、もうひとつは頭皮に適度な刺激を与えることで血行を促進することです。髪と頭皮を「すっぴん」の状態に近づけることで洗浄効果がUPし、また根元付近にたまった皮脂を毛先まで延ばすことで毛先まで潤いがUP!血行が良くなると髪に栄養が行きわたりやすくなるので、とても大切なことなのです。
正しいブラッシング術はこちらをご参照ください!
ブラッシングで「薄毛予防」これって本当?

毛先から、やさしくほぐしていくのがポイントです。「シャンプーの泡立ちが悪いな」と感じるときは、ぜひお試しください。

シャンプー使用前の「予洗い」こそ大事

「予洗い」とはシャンプーで洗う前に、お湯で髪を洗うこと。実は、髪や頭皮についたホコリや皮脂汚れの7割~8割が、この「予洗い」で落ちると言われています。(スタイリング剤や整髪料、スプレー剤などは落としきれません)
「そんなことやってるよ」と思っているみなさん、おそらく、大半の人は時間が足りていません!「シャンプー前にちょっと濡らす」程度ではなく、「ぬるいかな?」と感じるくらいのお湯で、髪と頭皮をまんべんなく濡らしましょう。生え際や耳のまわり、襟足などは忘れがちなポイントなので、特にしっかりと。指の腹で頭皮全体を揉み込むようにマッサージしながら、たっぷり2分以上はかけて「予洗い」をしてほしいのです!この予洗いを行うことでシャンプーを使った「本洗い」のとき、しっかりと泡立たせることができるようになりますよ♪
首の上あたりの襟足、忘れずちゃんと洗いましょう!

泡立てが肝心!プレシャンプー&シャンプー

シャンプーは「泡」で頭皮を洗う行為です。原液をそのまま髪・頭皮につけて、ゴシゴシ泡立てるのはNG!泡立つまでの間に髪の毛同士が摩擦によって傷ついてしまうおそろしい行為なのです。洗顔は手でフワフワの泡を作ってお肌を洗いますよね。シャンプーも、手でしっかりと泡立ててから使いましょう!手のひらに適量(ショート=1プッシュ、ミディアム=2プッシュ、ロング=3プッシュが目安)をとり、お湯を加えながら泡立てていきます。もし泡立ちにくかったら洗顔ネットを使ってみましょう。
泡立てたらまたマッサージするように頭皮を洗っていきます!泡が頭皮へ行き届くように、しっかり指の腹を使って頭皮を揉み、毛穴の汚れを吸い上げるようにマッサージしてください。このとき爪を立てて頭皮を傷つけたり、力を入れ過ぎないように気を付けましょう!やさしく、マッサージしていて気持ちいいなと感じるくらいがベストです!
シャンプーには「揉み出す」という語源があります。ワシャワシャと「掻き洗い」するのではなく「揉み洗い」をするのが正しいのです。

プレシャンプー

スタイリング剤や整髪料、スプレー剤などを日常から使っているみなさん、シャンプーがなかなか泡立たなかった経験はありませんか?そんなときはシャンプー前の「プレシャンプー」がおすすめです。
プレシャンプーは汚れを取り除き、余分な皮脂を適度に落としてくれるので、その後に使用するシャンプーの効果を最大限に引き出してくれます。
・たくさん汗をかいた人
・髪の毛にスタイリング剤を使った人
・髪の毛の量が多い人
泡立ちの大敵は油分です。上記のどれかに当てはまる人、汗をたくさんかいた日、スタイリング剤を使った日はプレシャンプーで髪のクレンジングをして、本洗いをするのがオススメですよ。ただ、洗い過ぎると必要な皮脂まで落としてしまって逆にダメージになってしまいます。二度洗いを行う際は、洗浄効果が穏やかな「アミノ酸系のシャンプー」を使いましょう。頭皮や髪の毛へのダメージを最小限にとどめておくことができます。

「すすぎ」タイムは洗い時間の3倍と心得る

シャンプーのすすぎ残しは、頭皮にとってマイナスです。残ったシャンプーが毛穴に詰まり、頭皮の健康を損なってしまい、かゆみを感じる・フケが出るなどの症状が出ることがあり、さらに悪化すると頭皮湿疹になってしまいます。頭皮にトラブルがおこると髪の毛の質にも影響し、髪の毛が痩せたり、薄毛になったり、抜け毛が増えたり…ということも起こってしまいます。
すすぎ時間の目安は、シャンプーの時間のおおよそ3倍です。すすぐときのポイントは、頭皮にダメージを与えないようややぬるめのお湯・やや弱めの水圧で、ゆっくりたっぷり流すこと。特に重要なのは、「髪の毛」ではなく、「頭皮」をすすぐこと。頭のてっぺんからシャワーをあてると、上から水が流れて見た目では髪の毛全体の泡が流れ落ちますが、髪の奥にある頭皮には泡が残っています。とくに耳のまわりや襟足などの部分にはすすぎ残しがあることが多いので、頭皮全体にきちんとシャワーをあてるように流していきましょう。

リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

シャンプーでしっかり汚れを落とした後は、髪の毛を保護してくれるリンス・コンディショナー・トリートメントなどを使いますよね。最近はリンスをあまり見かけなくなったので、コンディショナーかトリートメントのいずれかをお使いの方が多いのではないでしょうか?リンスは日本独自のもので、まだ石けんで髪を洗っていた時代に髪をアルカリ性から酸性に戻し、キューティクルを整えるものとして誕生しました。さらに髪のコンディションを整えるコンディショナーの登場により、最近は少なくなっているようです。
コンディショナーの役割は、髪の毛の表面を保護(コーティング)し、キューティクルを整えてくれることです。リンス・コンディショナーが髪の表面に作用してケアを行うのに対し、トリートメントは髪の内部に浸透して補修を行います。スキンケアでいえば、美容液や保湿クリームのような役割があります。基本的には、ダメージが大きい方はトリートメントで内側からしっかり補修してあげることが望ましいとされています。

ドライヤー

以前はドライヤーのかけすぎが原因で髪が傷むといわれていましたが、最近のヘアケア製品はずいぶん改良されており、ドライヤーの熱を利用して、髪に艶を出すものが多くあります。

ドライヤーのかけ方と手順
①洗髪後は、しっかりタオルドライします。この時のポイントはこすらない事!


ドライヤーをかける時間は極力短く!そのためには、タオルドライが必須です。ただし、濡れた髪は傷みやすいので、こすったり、ゴシゴシ、ガシガシ拭くのはNG!キューティクルが傷んでしまいます。タオルで髪を挟んだら、「ポン・ポンッ」と叩くようにして水けをとりましょう。

②その後、粗目のブラシで髪を整えます。


スケルトンブラシなど目の粗いブラシ、または目の粗いコームで髪を整えます。この時、絡んだ髪を無理やり引っ張ったりせず、すこしずつ丁寧にとかしてください。また、間違っても目の細かいブラシを使わないように!キューティクルが傷んだり、切れ毛の原因になってしまいます。

③さぁ、準備ができたのでいよいよ髪を乾かします!まずは襟足から乾かしましょう!ポイントは毛先ではなく、根元を乾かす事!また、風を下から上にあてるのはNG!できるだけ横からあてましょう。

本来は、美容師さんがするようにブロッキングすると良いのですが、面倒ですよね。ですから、まず「襟足から乾かす」と覚えてください。ドライヤーは髪から15~20㎝くらいは離し、手櫛を使いながら襟足の根元から乾かします。できれば、同じ個所に熱が集中しないようにドライヤーを小刻みに揺らしながらかけると、熱によるダメージを最小限に抑える事ができます。美容師さんがドライヤーをかける時に行っている「フリフリ」する方法です。また、風を当てる角度は「髪と垂直」なイメージ。下からあてるとキューティクルが開いているので髪を傷めてしまいます。できるだけ横から風をあてるようにしましょう。

④耳横くらいの中間(サイド)を乾かします。この時も髪を手櫛で持ち上げ(すくい上げ)根元を乾かします。


この時も、ポイントは根元を乾かす事です。

⑤こめかみの辺り(サイドトップ)で一度髪を反対側に分け、手櫛で流しながら根元を乾かします。

こうする事で、トップにボリュームがでやすくなり、ふんわり仕上がります。

⑥フロント、トップ、後頭部の髪を持ち上げながら根元を乾かします。


トップにもう少しボリュームが欲しいときは、トップの髪の毛をわしづかみして、温風→冷風にするとふんわり仕上がります。

⑦冷風を上から下方向に当てながら手櫛で髪を整えます。こうする事で今まで開いていたキューティクルがキュッと閉じて艶が生まれます。

⑧ドライヤーをかけ終わったら、ブラッシングブラシを使い丁寧にブラッシング。そうすることで、さらに艶がうまれます。その後もう一度手櫛でほぐすと「ふんわり」仕上がりますよ。

睡眠

睡眠

睡眠のカギを握るホルモン「メラトニン」

人間は暗い夜に眠り、明るい昼に目覚めて活動する昼行性の動物です。そのため、体温は昼に高く夜に低いリズムを示します。これに連動し、体温が高いと眠りにくく、低いと眠りやすい性質を持っています。このようなリズムを生体リズムと呼び、人間のほとんどの細胞にはサーカディアンリズム(概日リズム:20~28時間の周期の生体リズム)に関わる時計遺伝子が存在し、この遺伝子によって調整される体内時計がカラダの中のさまざまなリズム現象をコントロールしているのです。

体内時計に働きかけ覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘うのが「メラトニン」です。脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、“睡眠ホルモン”とも呼ばれています。このメラトニンも生体リズムの支配を強く受けているホルモンです。働きとしては覚醒を抑え込む効果と、深部体温をやや下げる効果があることが知られています。規則的な生活をしていると、暗めの環境であれば、習慣的な就寝時間の1~2時間前から分泌が始まり、眠気を誘ってくれます。ところが不規則な睡眠習慣を続けていると、生体リズムはバラバラになりやすくなってしまいます。

このメラトニンは眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつです。

食生活

肌荒れに有効な栄養素を摂取できる食品をご紹介します。
ポイントは、低脂肪の魚や肉、卵、大豆製品のような良質なタンパク質に、ビタミンや食物繊維の豊富な野菜などを組み合わせるということです。

○ビタミンB群
ビタミンB2:レバー(牛、豚、鶏)、ウナギ、卵、マッシュルーム、納豆、モロヘイヤなど
ビタミンB6:マグロ、カツオ、鶏肉、にんにく、ピスタチオ、くるみなど

レバーはビタミンB2を中心にビタミンB群を多く含んでいます。
他に、ビタミンB2は、マッシュルームなどのキノコ類、大豆製品の中でも納豆に比較的多く含まれています。
ビタミンB6は、動物性食品に多く含まれています。魚介類では、マグロやカツオなど幅広く含まれています。また、にんにくに豊富に含まれています。

○ビタミンC
柑橘系の果物や、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、じゃがいもなど
以前にもご紹介しています。
ビタミンCについての記事はこちらから

○ビタミンE
アーモンド、カボチャ、モロヘイヤ、赤ピーマン、イクラやタラコなどの魚卵類など

○タンパク質
肉類、魚介類、チーズ、大豆製品など
脂肪の多い肉や魚、ベーコンなどは避け、揚げ物や炒め物は油の使いすぎに注意しましょう。

○食物繊維
玄米、雑穀米、発芽玄米、胚芽精米など
肌荒れに効果的なビタミン群を含んだ発芽玄米や胚芽精米がおすすめです。

オイル

使用できるヘアオイル

市販のダメージ用ヘアオイルも勿論ですが、ホホバオイルやベビーオイルなどでも大丈夫。昔ながらの椿油もおすすめです。アロマテラピーに使うキャリアオイルなども使用できますので、あとはお好み(硬さ・匂い)でお選びいただければと思います。

【ヘアオイル】シャンプーにIN
お使いのシャンプーに好きなヘアオイルを混ぜて使用できます。1回のシャンプー量に、2~3滴程度(髪の長さで調節してくださいね)をよく混ぜて洗髪を。オイルの親油性で頭皮の脂詰まりを溶かしだし、健康な地肌へ導きます。この時に頭皮マッサージができれば、地肌の乾燥や血行不良の改善にもなり一石二鳥ですよ。
パサつきやすい毛先や、カラー・パーマなどで傷んでしまった乾燥対策にも効果があります。乾燥は気になるけど「オイルの頭皮マッサージがベタついて苦手」「シャンプーしてもベタベタしている感じがする」という方には、ベタつきが残りにくいシャンプーINがお手軽でオススメです。

【ヘアオイル】トリートメントにIN
シャンプーだけでなくトリートメントに1~2滴混ぜることで簡単な乾燥対策になります。頭皮付近は避けて、毛先から重点的に塗布していきましょう。時間に余裕があるなら、タオルを巻いてそのまま入浴すればタオルパックにも!海水浴やアウトドアなどで日焼けしてしまった日の応急処置にぜひどうぞ。
しっかりとトリートメント剤を流しきることを忘れないでくださいね。

【ヘアオイル】ドライヤー前にON
タオルドライとドライヤーのあいだで、オイルを毛先→襟足手前にかけて軽くもみ込むように握ります(首より上には使用しません)。個人差があると思いますが、胸まである私の髪の毛で1プッシュ(小スプーン1)程度です。ムラなくオイルを塗り終わったら、手ぐしで毛流れを整え そのままホットタオルで包み5分放置。そのタオルで軽くポンポンとオイルをふき取り、ドライヤーをかけてみてください。パサついて広がっていた髪が、するん、とまとまるのを感じられると思います。
またドライヤー前にオイルで毛髪をコートすることで、熱で髪が傷むことから保護してくれる役割もあるんですよ。

ミント(ハッカ油)で頭皮マッサージ

抗菌・抗炎症などだけでなくミントには血行促進作用もあるため、スカルプ(頭皮)の環境改善にもオススメです。
精油をオイルに混ぜることで、皮脂と馴染ませることができるようになります(親油性)。頭皮の毛穴詰まりが取れたところに精油の成分が浸透することで、血流も良くなり地肌をほぐす効果もあります。

材料
<1回分>
キャリアオイル(アーモンドオイル・ホホバオイル等)…10ml
ミント精油(食用ハッカ油でも可)…2滴以下

最初に腕などでパッチテストをしてからご使用くださいね。刺激が強い場合はミントの量を減らすなど調整されてください。

使用方法

マッサージ直前に混ぜ、頭皮に指先でまんべんなく塗り広げます。この時、髪の毛ではなく地肌を触るように意識して塗ってくださいね。頭全体にしっかりと塗ろうとすると中々コツと時間が必要ですので、最初は部分ごとに『塗る⇒マッサージ』を繰り返すようにするとやりやすいと思います。
オイルを頭皮と馴染ませるように、ゆっくりとマッサージ。むずかしく考えずに自分の気持ちいい場所や力加減で揉みほぐしてください。本格的なマッサージでなくても、充分に効果を感じることができますよ。
マッサージ後はオイルが頭皮に残らないよう、しっかりと洗髪してすすぎ流しましょう。

まとめ

頭皮を保湿する方法は肌の保湿と重なる部分も多いかと思います。
基本的には、日常生活や食生活の乱れなどが原因となっているので自分でできる保湿方法が大半です。
頭皮の環境が悪化すると薄毛や白髪などの要因にもなってきますので、早めの対策をしていきましょう。

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Kiranah Life(キラナライフ)編集部

Kiranah Life(キラナライフ)では、 大人の女性が「ちょっといい自分」になるための美と健康のお役立ち情報をお届けしています。 美髪やヘルシーごはんについてなど、美容の専門家と管理栄養士が美と健康についての情報を発信していきます!!

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