薄毛を予防するシャンプーの方法|薄毛が気になる女性におすすめ

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髪の毛が急に薄くなったなと感じるようになると、このままどうなるんだろうと気が気でないですよね。
今回は「女性の薄毛を予防するシャンプー」についてお伝えします。

女性の薄毛の原因とは

女性が薄毛になる原因は、頭皮環境の悪化やホルモンバランスの乱れなどから来ます。
特に頭皮環境に影響を及ぼすのが、紫外線です。
摩擦や乾燥など、肌と同じように髪も日々 多くのダメージを受けています。
初夏は1年で最も紫外線が多い季節。エアコンを使う時期と重なることもあり、多くの人の髪の傷みが春から秋にかけて進みやすくなるようです。

紫外線を浴びると

まぶしっ・・・

私たちの肌は、過度な紫外線を浴びると炎症を起こして皮膚の異常を知らせたり、シミを作って皮膚やその更に下にある細胞を守ろうとします。ですが頭皮から出た毛髪はすでに死んだ細胞ですから、自己で修復できる機能を持ち合わせていません。つまり対策をしなければ、ただひたすらにダメージを蓄積していくことになってしまいます。

紫外線を浴び続けると、タンパク質の変質により毛髪から内部のタンパク質が流出したり、キューティクルの剥離などが起こります。
紫外線についてのお話はこちら⇒「白髪や薄毛、乾燥の原因にも…紫外線ダメージのお話です

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れは、出産や生活習慣の乱れ、ダイエットなどの偏った食生活で起こります。

①産後のストレス
初めての出産ともなると、慣れない子育てに翻弄されます。どうしたらいいのかもわからず不安になったり、生活リズムもくずれ睡眠不足になったりすることも・・・。しかも、そんな時に髪がごっそり抜けたりするとショックですよね。自律神経が乱れると、抜け毛の大きな原因となります。
対策としては、まず一人で悩まない事。ご主人に相談するのもいいでしょう。ですが、ご主人だってパパ一年生。意外と先輩ママに相談する方が早く解決するかもしれませんよ。ストレスをうまく発散させて、できる限り睡眠もとりましょう。

②無理なダイエット
以前ダイエットと薄毛の意外な関係」でもご紹介しましたね。
産後、何とか早く元に戻すために無理なダイエットをすると、抜け毛を増やす結果になりかねません。確かに、産後半年が勝負とも言われますが、計画的に行いましょう。
対策としては、運動です。といっても、赤ちゃんをつれてジョギングというわけにはいきませんよね。ですから、家でできる筋トレや、ながら美容がおすすめ。また、産後は骨盤が開いているので、骨盤をしっかりサポートする事も有効です。いつまでもゆったりした服でいると身体もゆったりになるので、気も引き締めましょう。

③高齢出産高齢出産の場合には、少しケアが必要かもしれません。
年齢と共にだんだんとホルモンの減少が始まります。その為、発毛の力が落ちている可能性があります。
対策としては、頭皮ケアをしたり、日頃の食生活を見直してみましょう。イソフラボンはエストロゲンと似た作用があるといわれ、ホルモンバランスを整えるといわれています。ザクロや、豆腐、納豆などイソフラボンの多い食品を摂取してみるのも効果的です。また、髪の主成分でもあるタンパク質、血行促進するビタミンE、髪の新陳代謝を促すビタミンB群なども髪の健康には欠かせない栄養素です。
ホルモンバランスは、生活習慣を整えたり、栄養バランスのいい食生活をしていくことで整えていく必要があります。

薄毛にやさしいシャンプーの方法

シャンプー前の「ブラッシング」

シャンプーの効果を最大限に引き出すには、事前のブラッシングが必要不可欠です。ブラッシングには、大きく二つの役割があります。ひとつは物理的に外で付いた汚れを落とすこと、もうひとつは頭皮に適度な刺激を与えることで血行を促進することです。

正しいブラッシング術はこちらをご参照ください!
>>>ブラッシングで「薄毛予防」これって本当?

毛先から、やさしくほぐしていくのがポイントです。「シャンプーの泡立ちが悪いな」と感じるときは、ぜひお試しください。

シャンプー使用前の「予洗い」こそ大事

「予洗い」とはシャンプーで洗う前に、お湯で髪を洗うこと。実は、髪や頭皮についたホコリや皮脂汚れの7割〜8割が、この「予洗い」で落ちると言われています。(スタイリング剤や整髪料、スプレー剤などは落としきれません)

「そんなことやってるよ」と思っているみなさん、おそらく、大半の人は時間が足りていません!「シャンプー前にちょっと濡らす」程度ではなく、「ぬるいかな?」と感じるくらいのお湯で、髪と頭皮をまんべんなく2分以上は濡らしましょう。

泡立てが肝心!プレシャンプー&シャンプー

シャンプーは「泡」で頭皮を洗う行為です。原液をそのまま髪・頭皮につけて、ゴシゴシ泡立てるのはNG!泡立つまでの間に髪の毛同士が摩擦によって傷ついてしまうおそろしい行為なのです。

泡立てたらまたマッサージするように頭皮を洗っていきます!泡が頭皮へ行き届くように、しっかり指の腹を使って頭皮を揉み、毛穴の汚れを吸い上げるようにマッサージしてください。
シャンプーには「揉み出す」という語源があります。ワシャワシャと「掻き洗い」するのではなく「揉み洗い」をするのが正しいのです。

プレシャンプー

スタイリング剤や整髪料、スプレー剤などを日常から使っているみなさん、シャンプーがなかなか泡立たなかった経験はありませんか?そんなときはシャンプー前の「プレシャンプー」がおすすめです。

「すすぎ」タイムは洗い時間の3倍と心得る

シャンプーのすすぎ残しは、頭皮にとってマイナスです。残ったシャンプーが毛穴に詰まり、頭皮の健康を損なってしまい、かゆみを感じる・フケが出るなどの症状が出ることがあり、さらに悪化すると頭皮湿疹になってしまいます。

すすぎ時間の目安は、シャンプーの時間のおおよそ3倍です。すすぐときのポイントは、頭皮にダメージを与えないようややぬるめのお湯・やや弱めの水圧で、ゆっくりたっぷり流すこと。特に重要なのは、「髪の毛」ではなく、「頭皮」をすすぐこと。

リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

シャンプーでしっかり汚れを落とした後は、髪の毛を保護してくれるリンス・コンディショナー・トリートメントなどを使いますよね。
最近はリンスをあまり見かけなくなったので、コンディショナーかトリートメントのいずれかをお使いの方が多いのではないでしょうか?
リンスは日本独自のもので、まだ石けんで髪を洗っていた時代に髪をアルカリ性から酸性に戻し、キューティクルを整えるものとして誕生しました。
さらに髪のコンディションを整えるコンディショナーの登場により、最近は少なくなっているようです。
コンディショナーの役割は、髪の毛の表面を保護(コーティング)し、キューティクルを整えてくれることです。
リンス・コンディショナーが髪の表面に作用してケアを行うのに対し、トリートメントは髪の内部に浸透して補修を行います。
スキンケアでいえば、美容液や保湿クリームのような役割があります。
基本的には、ダメージが大きい方はトリートメントで内側からしっかり補修してあげることが望ましいとされています。
ここで注意が必要なのが、両方使う際に使用する順番。【トリートメント:髪の毛の内部を補修】→【コンディショナー:髪の毛の表面をコーティング】こちらが正しい順番です。
髪にやさしいシャンプーの方法はこちら⇒「美髪のキホン!知っているようで知らないシャンプー術

まとめ

女性の薄毛は、男性ホルモンの影響による薄毛ではなく日々の生活やお手入れが原因となっている薄毛多いので、予防できるものが多いです。
日々の髪の毛のお手入れから見直してみてはいかがでしょうか。

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Kiranah Life(キラナライフ)編集部

Kiranah Life(キラナライフ)では、 大人の女性が「ちょっといい自分」になるための美と健康のお役立ち情報をお届けしています。 美髪やヘルシーごはんについてなど、美容の専門家と管理栄養士が美と健康についての情報を発信していきます!!

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