気になる毛穴の原因とタイプ別お手入れ対処法3選:開き毛穴編

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キラナライフの松尾です。今日も、エステティシャン、コスメコンシェルジュの立場からお役立ち情報をご紹介します。最後までお付き合い下さいね。
年齢、季節に関わらず、年間を通して「毛穴」を気にしている方は案外多いのですが、あなたはいかがですか?お顔全体にある毛穴は約20万個といわれ、その数は生まれた時からほとんど変化しません。キメの整った“毛穴レス”のお肌は、女性にとって憧れですね。実は、この「毛穴の悩み」にもタイプがあることをご存じでしたか?そこで、今回は毛穴のタイプ別・原因と対処方についてご紹介します。

あなたの「毛穴」は何タイプ?

毛穴の「悩みのタイプ」は大きく分けて3つあります。
①皮脂の過剰によってお顔全体の毛穴が広がった「開き毛穴タイプ」
②毛穴が詰まった「詰まり毛穴タイプ」
③40代に入った頃からの頬の毛穴が広がる「たるみ毛穴タイプ」
毛穴が目立つ理由は、主に「皮脂の過剰」と「ハリや弾力の低下」だと考えられていますが、あなたのお悩みが何タイプかによってお手入れ方法も変わります。ケアしているのに改善しない・・・という方は、お手入れ方法を間違えているかもしれません。正しいケアをするためには、あなたが何タイプなのかを知ることが大切です。まずは、「開き毛穴タイプ」からご紹介します。

開き毛穴タイプの特徴と原因

【特徴】

皮脂過剰により「毛穴」が開いた状態です。オイリー肌の方に多く、お顔全体にテカリがあり皮脂に覆われています。特に鼻の周りは毛穴が目立ちます。

【原因】

皮脂が過剰になることでおこります。原因としては男性ホルモン、遺伝、性別、年齢、ストレス、季節、食生活などがあげられますが、お肌の水分、油分のバランスがくずれていることも原因の一つです。皮膚は、皮脂が過剰に分泌されると角化異常がおこります。不完全な角質が蓄積することで毛穴の開きが目立ちやすくなります。食生活では、皮脂分泌過剰につながる糖質、脂質の取りすぎなどがあげられます。

開き毛穴:お手入れ・対処方法3選

重要なポイントは、お肌を清潔に保つことと、きちんと保湿することです。本来、皮脂膜はお肌にとって「保護」するというとても大切な役割があります。また、美しいお肌の条件である「潤い」や「艶」を与える役目もあります。毛穴が気になるからといって、皮脂を必要以上に取りすぎると「お肌を守ろう」とする力が働き、皮脂が過剰に分泌され悪循環につながります。

①スキンケアでは、やさしい洗顔料でお肌を清潔に保ちましょう。

このタイプの方に多いのが、洗浄力の高い洗顔料を使っての「ゴシゴシ洗顔」です。皮脂の取りすぎは、かえって逆効果です。また、ゴシゴシ洗顔はお肌を痛めます。

②油分が少なめで保湿効果の高いお化粧品でケアしましょう。

オイリースキンの方はベタつきを嫌う傾向があり、ご自身が思っている以上に保湿ができていないことも多いようです。化粧水だけでなく、美容液などでたっぷりと水分を与えることも効果的です。中でも皮脂の抑制効果のあるビタミンC誘導体を配合したお化粧品は「開き毛穴タイプ」の方に効果的です。

③余分な皮脂はあぶら取り紙などを使って取り除きましょう。

日中のケアとしては、余分な皮脂はあぶら取り紙などを使って取り除きましょう。私のおすすめは「ティッシュ」です。抑えるように使うと、皮脂を過剰に取りすぎることを防いでくれます。

まとめ

【開き毛穴タイプの特徴】
・オイリー肌の方に多い
・特に鼻の周りの毛穴開きが目立つ
・お顔全体が皮脂で覆われている

【開き毛穴の原因】
・皮脂の過剰(男性ホルモン、遺伝、性別、年齢、ストレス、季節)
・水分と油分のアンバランス
・食生活(糖質・脂質が多い)

【お手入れ・対処方法】
・皮脂を取りすぎず、お肌を清潔に保つ
・保湿をする(ビタミンC誘導体のお化粧品は効果的)
・過剰な皮脂はティッシュオフ

いかがでしたか?
この他にも糖質・脂質の多い食事は控えたり、ストレスをためないような生活もこころがけましょう。
次回は「詰まり毛穴」についてご紹介します。お楽しみに!

 

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「一般社団法人日本エステティック業協会AEA上級認定エステティシャン」・「日本化粧品検定®協会公式コスメコンシェルジュ®」として長年美容業界に従事。 現在、佳秀工業株式会社ヘルスケア事業部GENPRESS(ジェンプレス)にて広報を担当。商品開発、マーケティング、販促物の作成など、業務は多岐に渡ります!豊富な美容経験を生かしたお役立ち情報を、皆さまにお届けします(⋈◍>◡<◍)✧♡ ◼︎趣味:スポーツジム ◼︎マイブーム:ヨガ、ボディーコンバット

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