トリートメントの正しい使い方|傷んだ髪をケアする方法

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毎日、髪のお手入れしているのに、一年中髪が何らかのトラブル抱えて困っている、なんてことありませんか。
今回は、髪が傷んで困っている方に「トリートメント」について使い方と選び方をご紹介します。

なぜ髪が傷むのか?傷む理由について

髪が傷む理由はいろいろありますが、物理的にはシャンプー、コーミング、ブラッシング等の行為により、化学的には太陽による紫外線、プールの塩素、海水浴では海水による塩分やpH、ドライヤーの熱、毛染め、パーマ等により、毛髪は以下のようなダメージを受けます。

1.18-MEAの欠損
2.キューティクルの剥がれ
3.空洞化(油分の損失、たんぱく質の変質等による)

こうしたダメージヘアにはトリートメントを使ってお手入れする必要があります。

トリートメントの役割について

・ダメージを受けないようにする。(物理的損傷の回避)
物理的な損傷は摩擦によるものがほとんどです。摩擦によりキューティクルや18-MEAが剥がれます。摩擦を回避するためにトリートメントは、カチオン界面活性剤による18-MEA機能とおなじ機能の回復と油分による毛髪表面コーティングをします。

・ダメージを補修する。(空洞化箇所の充満)
空洞化が広がれば毛髪の力学的強さと光沢に大きな影響を与えます。コルテックスやメデュラの空洞の充満は毛髪の強度を強くします。また、空洞による乱反射が少なくなり髪の艶が良くなります。

トリートメントの正しい使い方


トリートメントの役割は、髪の表面を美しくなめらかに整え、髪内部に栄養を与えることです。パサつきやエイジングが気になる方はシャンプーのたびにトリートメントをするのがおすすめ。髪も頭皮も健康で悩みのない方はコンディショナーをベースに、1週間に1〜2回の頻度でトリートメントを使用すると良いでしょう。

STEP.1 しっかりと水分オフ
トリートメントの塗布前には、髪の水分をきちんと切ることが効果を最大限に引き出すポイントの一つ。シャンプーをすすいだ後、髪をキュッと絞るようにして水分を切ります。髪が短い方は乾いたタオルで軽く水分を拭き取りましょう。

STEP.2 毛先ケアはキュッと握って浸透力アップ
トリートメントを髪全体に塗布した後、傷みやすい中間から毛先にかけて手で軽く握るようにして浸透させます。
トリートメントの成分はおもに傷ついたキューティクルやタンパク質が流れ出てしまった毛髪にアプローチし、補修するものです。原則として、頭皮(根元)を避けて、毛髪に塗布しましょう。いくつかの毛束に分けて、手のひらで握るようにして浸透させます。

〈ここでワンランクUP術♪〉コーミング

浸透率をUPさせるポイントが、“コーミング”。目の粗いコーム(ブラシ)で髪の中間あたりから毛先を丁寧にとかしてあげてください♪

STEP.3 頭頂部もはさみこんでやさしくケア
常に外気にさらされる頭頂部の毛は傷みやすいポイントです。両手ではさむようにしてしっかり浸透させます。

STEP.4 3〜5分ほど時間をおくことが大切
多くのトリートメントはつけて少し時間をおくタイプです。カラダを洗ったり、湯船に浸かったりして時間をおきましょう。

〈ここでワンランクUP術♪〉蒸しタオル

ここでも「蒸しタオルで髪を覆う」「シャンプーキャップをかぶる」という方法で浸透率をさらにUP♪

STEP.5 すすぎはしっかりと
すすぎが十分でないと、ベタつきや毛穴づまりの原因になってしまいます。髪の根元から毛先方向に向かってシャワーを流し、しっかりとすすぎましょう。

〈ドライ後のワンランクUP術♪〉頭皮に潤いを与えるケア

頭皮ケアのアイテムとして、頭皮に潤いを与える頭皮用の美容液スカルプエッセンスを取り入れるのもおすすめです。
実は多くの女性の頭皮は乾燥気味であると言われています。洗顔後に化粧水を塗るような感覚で、頭皮にも潤いを与えてあげる必要があるのです。頭皮用の美容液で保湿して水分代謝や血行を促進し、頭皮をふっくらさせていくことで美髪の土台となる健康な毛母細胞や毛穴を作ることができます。


使い方はいたってシンプルで、タオルドライ後のやや髪が湿った状態で、マッサージしながら頭皮になじませるだけ。清涼感のあるタイプや血行を良くするタイプ、育毛効果にすぐれたタイプや白髪予防に効果的なタイプなど、アイテムごとに特徴がありますので、気分やお悩みに合わせて選んでみるとケアの楽しみが増えるかもしれません♪

トリートメントの正しい使い方はこちら
夏こそ髪のダメージケア!ワンランク上のトリートメント術

いいトリートメントの選び方

いいトリートメントとは上記のトリートメントの役割を最大限発揮できるものと考えています。トリートメントは毛髪につけてなじませた後に洗い流すものです。そして、トリートメントはその使用感から乳化されたタイプが一般的に使われます。乳化とは、界面活性剤などを用いて水と油を見た目分離させないようにする現象です。例として図4a,b,cのように油を界面活性剤で取り囲む(エマルジョンになる)ことで、油が水中に存在できるようになります。乳化のタイプによって次に示すように効果の発揮の仕方が異なることが予想されます。

1)非イオン界面活性剤による乳化(一般的なトリートメント)

トリートメントの乳化は非イオン界面活性剤によるものが最もポピュラーです。非イオン界面活性剤はシャンプー、ボディーソープにも助剤程度で使用されていますが、食器用洗剤といった強力な油汚れを落とす製剤などにも主成分として配合されています。つかんだ油はなかなか離さない性質があります。非イオン界面活性剤により乳化されたトリートメントの油は非イオン界面活性剤で囲われているため下の図4-aのようなイメージで油分が毛髪に、付着しにくいと考えられます。

※非イオン界面活性剤の裏面表記例
「ポリオキシエチレン・・・」、「POE・・・」、「・・・グリセリル」、「ポリオキシプロピレン・・・」、「ポリソルベート・・・」、「PPG・・・」

2)非イオン界面活性剤を配合しないカチオン乳化(効果が期待できるトリートメント)

トリートメントには一般的に4級アンモニウム界面活性剤(カチオン界面活性剤)が配合されております。非イオン界面活性剤が配合されていない製剤はカチオン界面活性剤が乳化することがあります。18-MEAが欠損した毛髪表面は-(マイナス)に帯電しているためカチオン界面活性剤は電気的にその部分に結合し、毛髪表面は疎水性になると考えられます(図4-b参照)。するとエマルジョンが壊れ、包括されていた油が露出し、油が毛髪表面をコーティングするようになると考えられます。

3)レシチン様成分による乳化(効果が期待できるトリートメント)

レシチン、セラミド、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa等、レシチン様の構造を持つ乳化剤(以下、レシチン様乳化剤)で乳化するトリートメントがあったとします。毛髪はもともと細胞であり細胞膜はレシチンなどでできています。したがって髪の中にも膜成分が残っています。レシチン様乳化エマルジョンは膜成分と良く馴染むため頭髪内部にじわーっと入り込んできます。その際に油分や蛋白質も毛髪内部に入り込み、毛髪にハリ、コシ、艶が付与されます。

いいトリートメントの選び方はこちら
いいトリートメントの条件。裏面表示で選ぶ時の参考に!

まとめ

トリートメントはダメージヘアをケアするためのお手入れの方法の一つです。
いいトリートメントを選んで、トリートメントを正しい使い方をすることで傷んだ髪のハリ・ツヤのある美しい髪を取り戻してみてはいかがでしょうか。

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Kiranah Life(キラナライフ)編集部

Kiranah Life(キラナライフ)編集部

Kiranah Life(キラナライフ)では、 大人の女性が「ちょっといい自分」になるための美と健康のお役立ち情報をお届けしています。 美髪やヘルシーごはんについてなど、美容の専門家と管理栄養士が美と健康についての情報を発信していきます!!

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